河北町の農業風景 6月

桃の予備摘果時の様子です。

山形では路地のさくらんぼが始まる前に、他の果樹の予備摘果を全て終わらせておくのが一般的だそうです。

収穫前のさくらんぼの園地です。

太陽光を反射するシートを敷いて、果実の色づきを良くします。

出荷が始まる前には、生産者で集まって目揃え会という出荷基準の確認を行います。

出荷基準を守ることは、日本一のさくらんぼの産地を守ることと同じで、大変重要だそうです。

朝5時、早朝のさくらんぼ園地。

6月にもなると日中はだいぶ暑く、さくらんぼがうるんだり、傷んだりしやすいため、

早朝の涼しい時間帯に収穫を行うと品質が格段に良くなります。

佐藤錦のパック詰め。

なるべくさくらんぼの軸が見えないように丁寧に詰めていきます。

こちらは紅秀峰というさくらんぼ。

佐藤錦に比べて、大きく、甘みが強い品種です。

こちらはナポレオンという品種。

佐藤錦や紅秀峰の受粉樹として最適で、主に加工用として出荷されます。

加工時に全てまとめて食紅などの着色料で赤く染めるので、未着色でも出荷できるとのことです。