河北町の農業風景 3月

3月上旬、雪はまだまだ深いです。 雪下キャベツの収穫です。 レタスの水耕栽培です ネギの播種(種まき) 種をまき、水をかけたのちに被覆 果樹園地では3月になっても剪定は続きます。

農家さんにもよりますが、5月くらいまで剪定が続くケースもあります。 加温さくらんぼのハウスではこの時期にして、さくらんぼの花が咲いていました。

訪花昆虫も利用しつつ、人の手によって人工授粉も行われています。

加温さくらんぼの場合は燃料費などでコストがかさむため、確実に結実させることが重要とのことです。加温サクランボのハウスの地面にビニールを敷く作業です。

ビニールを敷くことによって地表からの湿気が遮断され、ハウス内の湿度の上昇を抑える効果があります。

これによって湿気によるさくらんぼの実割れの防止に効果が期待できます。 この後、摘果作業を行うことによって、最終的な着荷量をコントロールします。スノーボールという花です。 一定期間外で低温に晒し、ハウスに移して休眠を打破し花を咲かせます モミガライトという籾殻から作られる固形燃料です。

これも農家さんのところで作っているものです。 農業機械のメンテナンスです。 農作業が本格的に始まる前にオイル交換などのメンテナンスを済ませます。

業者に任せてもいいのですが、自分でできることは自分でやるのが農家、とのことだそうです。

上の写真はSS(スピードスプレイヤー)という乗用の薬剤散布機です。こちらはトラクター。

きちんと毎年メンテナンスを行うことによって、長く使用することができるそうですよ。

この手の農業機械は決まって値段が高く、修理費もかさむのでこれも大事な作業の一つになります。